活動報告 [ニュース]


2018.09.25

日本特殊教育学会第56回大会:自主シンポジウムでPHED事業を報告しました(髙橋桐子特任准教授)

日本特殊教育学会第56回大会

2018年9月22日(土)~24日(月)大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)

 

自主シンポジウム7-10 9月24日(月・振休) 10:45~12:15 1008
我が国における障害学生支援の現状と課題(3)
―障害学生支援プラットフォーム形成事業は2年間で何を目指すのか―
企画者: 池谷 航介(岡山大学)
司会者: 池谷 航介(岡山大学)
話題提供者: 髙橋 桐子(東京大学)
舩越 高樹(京都大学)
指定討論者: 白澤 麻弓(筑波技術大学)

 

事業の本格実施となったこの半年間の進捗報告とともに、残り1年半の計画、事業終了後の発展的な方向性について議論されました。白澤先生の指定討論には、事業の意義や課題とともに、全国の大学等障害学生支援担当者や学生の皆さんにも、この事業をどう活用するか、建設的な話し合いによって、この事業を次の障害学生支援のステップにどう繋げるかを提案していこうという示唆をいただきました。

 

また、特殊教育学会では情報保障(手話通訳・文字通訳・データ資料配布など)が行われています。大阪教育大学の学生の皆さん、京大HEAPのスタッフも準備から関わっておられます。

人員や機材確保、そして予算も厳しい中での支援は運営サイドでは大変なことですが、障害について議論し今後の支援の在り方を考える学会こそ、多様性への理解と柔軟な対応があることが望まれます。多様な人の中でこそ、多くの学びがあるのだということを実感しますね。

 

他の学会での情報保障はどうなっている・・・?これも大きな課題です。

また調査してみたいと思います。

 

<下:自主シンポジウムの様子>

<下:シンポジウムの情報保障の様子:学生ボランティアのパソコンテイク>