お知らせ [ニュース]


2022.07.25

【外部イベント】筑波大学DACセンター一般公開WEBイベントのご案内

筑波大学DACセンターからのご案内です。
ご質問などは筑波大学DACセンターへ直接ご連絡ください。
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筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターです。
このたび、9月4日(日)13:00~16:30で一般公開WEBイベント「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」を開催いたします。

大学等に在籍する発達障害の診断はないが、可能性のある学生(いわゆるグレーゾーン)への対応を含め、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、一人一人ができることを議論します。
また、障害の有無にかかわらず活用できる「発達障害に関連する困りごとに応じて対処法を自動提案するチャットボット」のプロジェクト紹介も行います。今後、各大学等での支援リソースの1つとして展開予定です。

詳細は下記の通りですので、ご関心のある方はぜひお申し込みください。

 

【趣旨】
青年期・成人期における発達障害のある人を取り巻く課題として、教育や就労環境にアクセスすることの難しさや、生きづらさを抱えたまま、1人で孤立してしまっていることがあります。
青年期・成人期では、特別支援教育からの変わり目として、高校から大学等の高等教育機関へ、高等教育機関から就労への移行などライフステージに応じた途切れない支援が求められていますが、各機関や人によって対応が変わることも少なくなく、その一因として、医学的診断の有無による社会的対応の違いがあります。
最近では、グレーゾーンやニューロダイバーシティ(神経学的多様性)という言葉も広まりつつありますが、現実には発達障害の特性があっても医学的診断がないために、あるいは自発的に援助を求めることが難しく、生きづらさを抱えたまま孤立してしまう人は少なくありません。
このイベントでは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、青年期・成人における発達障害のある人を取り巻く現状や課題、そして、私たちが取り組めることについて議論します

【参加費】
無料

【開催日時】
2022年9月4日(日) 13:00~16:30

【開催方法】
ウェビナー形式(Web会議システムZoom)

【内容】
13:00~13:10 趣旨説明
司会進行:佐々木 銀河(筑波大学人間系 准教授)

13:10~14:20 第一部:基調講演
「青年期・成人期における発達障害のある人を取り巻く現状や課題、目指すべきこと」
本田 秀夫 先生(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 教授)

【講師紹介】
精神科医。東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院、横浜市総合リハビリテーションセンター、山梨県こころの発達総合支援センター所長、信州大学医学部附属子どものこころ診療部長・診療教授を経て現職に至る。
発達障害の早期発見、早期介入から成人期の支援まで、あらゆるライフステージにわたる臨床経験をもつ発達障害の専門家。知的障害を伴わない自閉症が稀ならず存在することを世界で初めて実証した疫学調査は国際的にも評価を受けている。現在は、大学を拠点として児童青年精神科医の育成と臨床研究体制の整備に取り組んでいる
2019年10月、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演。“発達障害を診るスペシャリスト日本屈指の精神科医”と紹介される。

14:20~14:30 休 憩

14:30~16:30 第二部:プロジェクト成果報告・パネルディスカッション
プロジェクト成果報告「発達障害に関連する困りごとに応じて対処法を自動提案するチャットボット)」
佐々木 銀河(筑波大学人間系 准教授)
パネルディスカッション「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて、私たちができること」
<パネリスト>
●加藤 永歳(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課
障害児・発達障害者支援室 発達障害対策専門官)
行政の立場から:厚生労働省の発達障害対策専門官として、発達障害者支援に関して各地域や全国的な動向を踏まえ政策立案を行っている。
●岩田 淳子(成蹊大学文学部 教授/学生サポートセンター学生相談室
カウンセラー)
学生相談の立場から:大学教員かつ学生相談室を担当するカウンセラーとして、大学における発達障害のある学生を含む学生支援・相談に関わっている。
●後藤 千絵(一般社団法人サステイナブル・サポート 代表理事)
就労支援の立場から:就労支援サービスを展開する事業者として、働くことにつまずく若者や大学生、発達障害や精神障害のある人の就労支援に関わっている。
●芝崎 文子:コッピー(東京大学大学院教育学研究科博士課程)
当事者の立場から:ADHDのある大学院生であり、成人期ADHD者の適応に関する研究を行う立場として、発達障害のある人の視点から見た情報発信や研究を進めている。
<モデレーター>
●佐々木 銀河(筑波大学人間系 准教授)
発達障害の診断や傾向のある学生への支援に関する研究・実践プロジェクトに取り組む。チャットボットプロジェクトの代表を務める

【対象】
一般公開(青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方)

【申込方法】
2022年9月4日(日)までに下記フォームより申込
https://jp.surveymonkey.com/r/2022_dd_event

※情報保障等が必要な参加者は2022年8月14日(日)までに申込
※1ヶ月程度の見逃し配信を行います!

【主催】
筑波大学人間系 准教授 佐々木銀河
(JST- RISTEX SOLVE for SDGs 令和2年度採択シナリオ創出フェーズ 研究代表者)
「発達障害の特性に関連する対処法を多様な脳特性に対応して自動提案する情報配信サービスの可能性検証」
https://www.jst.go.jp/ristex/solve/project/scenario/scenario20_sasakigingapj.html

【共催】
筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

【その他】
一般公開ですので、よろしければお知り合いの方や各機関の掲示などにもご自由に拡散いただければ幸いです。
<WEBサイト>
https://successability-lab.com/news/719/
<Twitter>
https://twitter.com/galaxy322/status/1549716651561857025
<Facebook>
https://www.facebook.com/ginga.sasaki/posts/pfbid0jj4zViypBRe1sR4VpLRQNT93dqNmCNFdotxHnJHs9KK74pVHcQSxUF8RyHdrVbSWl

【問い合わせ先】
筑波大学人間系 准教授 佐々木銀河
E-mail: sgalaxy@human.tsukuba.ac.jp