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専門的研修CBIシンポジウム『高等教育機関における手話通訳支援 ―手話通訳が求められる理由と実現に向けた課題―』
日時
- 13時~16時
会場
障害学生支援専門的研修CBIシンポジウム
『高等教育機関における手話通訳支援
―手話通訳が求められる理由と実現に向けた課題―』
■日時:2019年7月28日(日)13時~16時
受付12時30分から
■会場:東京大学先端科学技術研究センター
3号館南棟 ENEOSホール
(アクセス)
■定員:150名
■対象:大学等高等教育機関の教職員(障害学生支援担当者)、大学生・大学院生、手話通訳者、自治体・企業・団体などで手話通訳支援に関心のある方
■情報保障:手話通訳・文字通訳があります。その他の配慮をご希望の方はフォームから2週間前までにお申込みください。
■概要
近年、さまざまな専門分野で学ぶ聴覚障害学生が増え、学生ひとりひとりに寄り添った支援の提供がさらに求められています。しかしながら、手話通訳支援を希望する学生に対して、十分な量と質の手話通訳支援が提供されているとは言いがたい状況です。
一方、手話通訳支援を提供している大学でも、適切な支援が提供できているか不安を抱きながら手探りで進めざるを得ないという状況もあるのではないでしょうか。
そこで、本研修では、高等教育機関における手話通訳支援に関して専門的に研究や実践を行ってきた立場から、「手話通訳だからこそ実現できる支援とは」「質の高い手話通訳支援を実現するためには」といった、現在の聴覚障害学生支援でなかなか実現できていない課題を取り上げます。
大学教職員をはじめ、手話通訳者等、本課題に興味のある方であればどなたでもご参加を歓迎します。
■要事前参加申込(こちら)
オンラインフォームから。7月24日締切です。
■タイムスケジュール:
13:00~13:10 ごあいさつ 趣旨説明
13:10~14:00 話題提供1 「聴覚障害学生の手話通訳ニーズと向き合う」
白澤 麻弓(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター)
聴覚障害学生から手話通訳の希望があった時、文字通訳で充分では、と思ったことはありませんか?どうして彼らは手話通訳を望むのでしょうか。手話通訳だからこそ実現できることとは?聴覚障害学生の成長を促す手話通訳支援について話題提供します。
(10分休憩)
14:10~15:00 話題提供2「質の高い手話通訳支援を目指した地域リソースとの協働」
中野 聡子(大阪大学 キャンパスライフ健康支援センター)
手話通訳は地域の派遣センターに依頼すれば大丈夫、そう思っていませんか?手話通訳による支援をより質の高いものにするためには、地域リソース(手話通訳者等)との協働が不可欠です。聴覚障害学生のニーズに沿った、学術分野に対応できる手話通訳を提供するための連携体制や課題について取り上げます。
(10分休憩)
15:10~16:00 パネルディスカッション
司会:佐々木銀河(筑波大学DACセンター)
パネリスト:中野聡子、白澤麻弓
※フロアからの質問にもお答えします
【主催】東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム形成事業;PHED
本シンポジウムは東大PHEDのアクセシビリティに関する専門部会(SIG-ACCESS)のメンバーによる企画です。
【協力】日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)
http://www.pepnet-j.org/web/
■お問合せ先:PHED事務局
MAIL:phed-secretary@at.rcast.u-tokyo.ac.jp
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