地域・企業むけ大学生むけ支援関係者むけ高校生までの方むけイベント

128日(月曜)

【東大PHED×AHEAD JAPAN】国際セミナー(一般公開)『米国の取り組みに学ぶ障害学生支援の最前線 ~事例を作る・時流を作る』

日時

10時00分〜12時00分(開場9時20分)

会場

東京大学先端科学技術研究センター3号館南棟ENEOSホール
(〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1)

全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD Japan)企画セミナー

障害と高等教育に関するプラットフォーム形成事業(PEHD)CBI専門研修

 

『米国先進大学に学ぶ精神・発達障害学生支援

―米国発達障害学生支援拠点(UCEDD)の取り組みから』

 

事前申し込みフォーム http://bit.ly/2D0zr8w

 

 

一般公開セミナー概要:

UCEDDは、米国で発達障害や知的障害に関する研究・支援について拠点的な役割を担っている大学・機関の集まりである。この中には、精神・発達障害者の支援を担う人々に対してオンラインカリキュラムを通して専門的研修を提供する取り組みや、精神障害者の入院を減らすためにさまざまな支援を行なっているセンターがあり、研究をベースに米国全体の精神・発達障害者の教育環境改善に寄与している。

本セミナーでは、こうしたUCEDDの取り組みのうち、特にLD/ADHD/ASDや精神障害、メンタル不調等により、学習や授業受講に困難を示す学生に対する支援事例についていくつかピックアップして紹介をいただく。

※本国際セミナーは、日本財団の助成を受けて実施しています。

 

 

講師: ハワイ大学障害学研究センター Robert Stodden氏

 

全体司会:

筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター 白澤麻弓氏

 

ファシリテーター:

東京大学障害と高等教育に関するプラットフォーム形成事業(PEHD)

高橋桐子氏

 

 

■日時 2019年1月28日(月)

10:00~12:00 開場9:20

※同日午後に、AHEAD JAPAN法人セミナー(法人会員限定)も開催します。

 

■対象

一般公開

高等教育機関教職員、学生本人、保護者、企業、団体、支援関係者、当事者、等

 

■参加方法

東京大学先端科学技術研究センターENEOSホール(会場)での参加

テレビ会議システムzoomによるオンライン参加

のどちらかが選択できます。

 

■情報保障について

東京大学会場では、日英通訳、日本手話通訳、日本語文字通訳(UDトーク使用)による情報保障を配置します。オンライン配信では、日英通訳、文字通訳(UDトーク使用)を配信します。

その他、参加にあたって配慮の必要な方は、申し込み時にお申し出ください。

 

■講師紹介 Robert Stodden氏

国際教育有限会社(International Education Corporation; IEC) のCEO兼主任研究員で、20年にわたって数多くのプログラムを率いるとともに、各種プロジェクトの評価に携わってきた。また、ハワイ大学マノア校に障害学研究センター(Center on Disability Studies; CDS)を設立し、退官までの35年間ディレクターとしてこの運営に携わってきており、現在は、高等教育支援プロジェクト(Postsecondary Supports Project)にて主任研究員を務めている。

専門は、学習に困難を示す児童・生徒・学生の評価に関する研究であり、35年にわたって大規模な評価・研究を実施し、教育環境の改善に寄与してきた。ハワイ大学マノア校では、特殊教育学科主任も務めたほか、ボストン校では大学院特別支援教育コースのコーディネーターも歴任。この間、100を超える研究・研修プロジェクトを立ち上げ、主任研究員や代表者を務めるとともに、中等教育のあり方やそこに在籍する生徒の在学中あるいは卒業後の成功につながる支援の方法を探ってきた。
また、1997年の初等・中等教育法(Elementary & Secondary Education Act; ESEA)ならびに個別障害児教育法(Individuals with Disabilities Education Act; IDEA)改正の流れの中では、アメリカ上院議員障害者施策小委員会のケネディ上級政策研究者(Kennedy Senior Policy Fellow)として、数多くの条文の作成と調整に多大な役割を果たし、障害のある児童・生徒の教育プログラムの改善に大いに貢献した。

 

□参考:UCEDD(ユーセッド/University Centers for Excellence in Developmental Disabilities)とは?

連邦政府予算で運営されている大学の発達障害・知的障害支援拠点の集まり。全米67大学・機関にセンターが設置されており、それぞれ特徴的な取り組みを行なうとともに、その成果とノウハウを全米に向けて発信している。発達障害と銘打たれてはいるが、その対象は幅広く、活動も大学の範囲にとどまらない例も多い。

4つの柱として、以下の取り組みを含むことを求められている。

1)Interdisciplinary Training 幅広い人材養成(啓発等も含む)

2)Community Service 地域貢献

3)Research 研究(エビデンスに基づいたサービス)

4)Dissemination 普及

なお、Stodden氏がディレクターを務めていたCDSも、UCEDDの拠点の一つとして、ハワイ州ならびに環太平洋地区に向けた支援と情報発信を担っている。

 

■問い合せ

東大PHED事務局へメールでご連絡ください。

Mail:phed-secretary@rcast.u-tokyo.ac.jp

 

<フライヤー>